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2011年6月10日 関西電力株式会社

今夏の需給見通しと需給対策の状況について

当社はこれまで、東日本大震災を受けて様々な状況を想定し、今夏の需給の見通しについて検討してきましたが、現在、定期検査中の原子力発電所が再起動できず、このまま停止が長引いた場合、十分な供給力を確保できず、電力需給は極めて厳しい状況となります。

当社は、こうした状況を踏まえ、供給力確保に向けて、火力発電所や水力発電所を最大限活用すべく検討を進めてきましたが、当社の原子力発電所の停止による影響に加え、日本原子力発電・敦賀発電所2号機からの受電が受けられないこと等を考慮すると、こうした対策を講じても、6月には予備率が6%台前半となり、さらに本格的な夏を迎える7月以降は、需要が供給力を大幅に上回る見通しとなります。
そのため、さらに、揚水発電所の高水位運用や火力発電所の出力向上といった追加対策の検討を進めていますが、これら対策を実施しても、依然厳しい需給状況となる見込みです。

当社は、定期検査中の原子力発電所の再起動に全力を尽くしておりますが、お客さまとの情報交換の中で、節電が必要であれば、早期にかつ具体的に示して欲しいという声も多く寄せられています。
こうした状況を踏まえ、いよいよ本格的な夏を目前にして、供給力不足による停電を回避するため、この度、やむを得ず、お客さまに節電のお願いをすることとしました。
具体的には、7月1日から9月22日の平日9時から20時までの間、すべてのお客さまに15%程度の節電をお願いすることとします。

お客さまには、ご不便とご迷惑をお掛けし、大変申し訳ございませんが、節電にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

当社は本日、「電力需給非常対策本部」を設置し、今後、さらなる供給力確保の検討やお客さまへの節電のお願いの周知・徹底など、あらゆる対策を進めてまいります。そして、停電に至るような事態にならないよう、定期検査中の原子力発電所の再起動も含め、供給力の確保に向けて、最大限の努力を尽くしてまいります。

以 上

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----- 以下関連資料の一部転載

今後の需給見通しについて(添付資料1)[単位:万kW](発電端)
6月 最大電力:2,688 / 供給力:2,856 / 供給予備力:168 / 供給予備率:6.2%
7月 最大電力:3,138※1 / 供給力:3,021 / 供給予備力:▲117 / 供給予備率:▲3.7%※2
8月 最大電力:3,138※1 / 供給力:2,938 / 供給予備力:▲200 / 供給予備率:▲6.4%
9月 最大電力:3,025※1 / 供給力:2,906 / 供給予備力:▲119 / 供給予備率:▲3.9%
※1 昨年並みの猛暑の場合に想定される最大電力。
※2 7月末には、供給予備率▲5.8%(最大電力 3,138万kW、供給力 2,955万kW)

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