10月14日に発売となった『iPhone(アイフォーン)』の新モデル4S。

日本国内では、『iPhone』の独占販売を続けていた『ソフトバンク(以下SB)』に加え、『KDDI(au)』が参戦し、『SB』の回線の不安定さに嘆いていたユーザーを巡った壮絶な戦いが繰り広げられる事となる。

話は変わって、『国際オペレーター通話』というのをご存知でしょうか?

私も良くわからなかったので、『KDDI』と『ドコモ』に電話して聞いてみたのですが、この『国際オペレーター通話』というのは、『KDDI』が提供しているサービス(有料)で、日本国内と日本国外との間の電話を、利用者の母国語で取り次ぐ日本国内においては『KDDI』のみが展開しているサービス(有料)です。

その『国際オペレーター通話』のサービス(有料)を『KDDI』は、1998年頃から縮小・整理の方向で調整していました。理由は通信技術の多様化(インターネットなど)で、サービス(有料)を維持するほどのニーズが無い(商売として成り立たない)から。

結果、2010年9月30日。
『国際オペレーター通話』の業務をおこなっていた多くの契約社員が、期間満了で契約終了となりました。

残念な結果ではありますが、資本主義社会においては不採算な業務は、整理・合理化・縮小の対象で、正社員かどうかに関わらず仕方のない宿命なんですよ。
日本国は社会主義社会じゃないのですから。

それに対して、2006年11月に結成された『KDDIエボルバユニオン』が2010年12月24日に『KDDI』を提訴しました。

それに加え、『非正規雇用で働いてきた国際オペレータの雇用安定、均等待遇を求める』と、抗議活動(デモ)も過去4回(2011年10月16日現在)に渡り実施されました。

『KDDIエボルバユニオン』。労働組合です。
ユニオンのついた団体、労組ってのは、ほぼマルクス・レーニン主義を基本理念に据える新左翼過激派と呼ばれる政治団体で、民主党や社民党、共産党なんかのお友だちですね。

しかし残念ではありますが、資本主義社会においては不採算な業務は、整理・合理化・縮小の対象で、正社員かどうかに関わらず仕方のない宿命なんですよ。
日本国は社会主義社会じゃないのですから(大事な事なので・・・)。

話を戻して、日本国内での『iPhone』ユーザーの争奪戦。

妄想イメージ
妄想イメージ
そもそもアドバルーンを上げ続けないと死んでしまう体質のSBが、2006年03月17日に1兆7500億円ものお金で買収した数少ない物理的実態のある携帯電話事業(ボーダフォン)なのに、ボーダフォンとの外資系法人契約をドコモに奪取されたり、ドル箱『iPhone』の独占がAUの参戦によって崩れたりと、通信設備は磐石で設備投資は今後必要がないと宣伝しながら回線は非常に脆弱なSBとしては、極めて非常に困難な状況になってきました。

2006年03月: SBがボーダフォン買収
2006年11月: KDDIエボルバユニオン結成
2011年09月: KDDI(au)のiPhone(アイフォーン)参戦が明らかに
2011年09月: 働く者の使い捨てを許さない 09.30KDDI抗議デモ

ふ~ん。へぇ~。

まさか関係ないとは思うけど、どうなんでしょうか?

こんな例もあるし。。。