紀元節(キゲンセツ)は、『日本書紀』が伝える神武天皇の即位日(西暦紀元前660年2月11日)として定めた祭日で、1873年(明治6年)に2月11日(旧正月)と定められた。

しかし、日本の大東亜戦争(第二次世界大戦)での敗戦に伴なうGHQの影響下で1947年(昭和22年)5月3日に施行された日本国憲法には、紀元節(建国記念の日)は盛り込まれなかった

だが、1952年(昭和27年)4月28日にサンフランシスコ講和条約が発効され、主権を回復した日本国内において、紀元節(キゲンセツ)復活を願う動きが活発化したが、9回提出された祝日法改案は旧社会党の反対によりことごとく廃案とされた。

しかし、1966年(昭和41年)の祝日法改正に『建国記念の日』として加えられ、翌1967年(昭和42年)2月11日、ついに国民の祝日として復活した。

という訳で、皇紀2672年(西暦2012年)、2672回目の紀元節(キゲンセツ)建国記念の日を祝いましょう。