せんとくんは、平城遷都1300年祭にあわせて準備された、同イベントのイメージキャラクター。

愛称は公募によって決定されたものの、デザインの決定は内々に進められた。
で、その結果がアレだったので全国的にマスメディアにも取りあげられる事となり、
そのデザイン・選考基準や費用の不透明性に批判が殺到した。

その後、「クリエイターズ会議・大和」から『まんとくん』。「南都二六会」から『なーむくん』等の対案がそれぞれの団体から提示されたが、良くも悪くも綺麗にまとまりすぎていたために、せんとくんのインパクトを越えるものとはならなかった。

結果的に、あの奇天烈なデザインへの批判が、そのまま全国的な認知度という形に変換されて、せんとくんは『御当地キモキャラ』という新ジャンルを開拓に成功した。