ご存じ北朝鮮の将軍様・金正日(キンショウニチ)が急性心筋梗塞で死亡した。

以下記事転載 -----

金正日総書記が死去(msn産経ニュース:2011.12.19-12:05)

中国中央テレビが5月26日に放映した、北京を離れる特別列車から手を振る北朝鮮の金正日総書記(共同)

【ソウル=加藤達也】北朝鮮の朝鮮中央テレビと朝鮮中央放送、平壌放送は19日正午からの「特別放送」で、最高指導者の金正日総書記が死去した、と伝えた。69歳だった。葬儀の日程などは不明。

北朝鮮は昨年から金総書記の三男で朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長を務める金正恩氏を中心とする三代世襲態勢への移行を推進していた。金総書記の死去が今後の北の核活動を含む対外政策にどのように影響するか、米韓など各国は不測の事態に備え情報の収集と分析に全力を挙げる。

ラヂオプレス(RP)によると、朝鮮中央テレビは同日午前10時、正午からの特別放送を予告。その際、アナウンサーが悲しい表情をしていたうえ、背景音楽が「将軍」を称える主旨の曲調だったことから死亡したとの見方が有力だった。

北朝鮮では2010年9月、朝鮮労働党代表者会を44年ぶりに開催し、正恩氏を後継者に選出。健康に不安を抱える金総書記の死後の“金王朝"の安泰をアピールし、国内の安定を図ってきた。

北朝鮮は核開発に力を入れ、06年10月と09年5月に核実験を実施。既に数発の核爆弾を保有しているとみられている。また10年には米国の核専門家に対してウラン濃縮施設を公開するなど、核を恫喝(どうかつ)外交の手段としてきた。

金総書記は73年、31歳で党、軍の人事を握る朝鮮労働党組織指導部長、思想担当兼宣伝扇動部長に就任。翌年、労働党中央委員会で政治局員に選出され、金日成主席(94年死去)の後継者となった。08年8月に脳卒中で倒れたとされ、健康が不安視されていた。

故金日成主席の生誕100年に当たり、自身も70歳を迎える12年を「強盛大国の大門を開く年」と位置付け、軍事強国を目指し、正恩氏の後継体制確立を推進してきた。

----- ここまで

後継は三男の金正恩(キンショウオン)が有力とされているが、儒教の国の北朝鮮では後継問題で荒れそうだ。

金正恩(キンショウオン)が求心力を発揮するには国内の安定が急務で、必要とされるのは一にも二にも経済的な援助だ。

しかし、アメリカとのFTA(不平等条約)締結で瀕死の韓国(南朝鮮)からそれを得られる可能性は恐らく無い。

となると、その矛先は日本に向くだろう。

それによって拉致被害者救出の可能性が生まれるのでは?とする声もあるが、日本国の現政権が北朝鮮の出先機関である民主党なので、このチャンスを最大に生かされる可能性は極めて低い。

また、日本国内で力を失いつつある北朝鮮工作機関・朝鮮総連の動きも緊張感を持って見守る必要がある。

金正日(キンショウニチ)の死亡は、朝鮮半島と日本国を中心とした極東アジアに非常に危険な状態を作り出した可能性があることを覚悟する必要があると思います。