2位じゃダメなんでしょうか?
やっぱり1番がいいです。
仕分け事業で「世界一になる理由は何があるんでしょうか?、2位じゃダメなんでしょうか?」と吐き捨てた村田 蓮舫さん。
でもね、1番を目指さないと2番にも3番にもなれないんですよ?
世界で最も地球より遠く離れた天体からの往復を達成した。
2010ワールドカップ予選で、近代サッカー初の勝利を手にした日本代表。
それらはやっぱり『世界で一番』を目指した事で、現在の地位、状況を確立したわけです。
『はやぶさ』や、2010ワールドカップ日本代表に関しては詳しいサイトが他にあるのでそこを見てもらうとして、世界一つながりの和牛の話を書きたいと思います。
世界一と書きましたが、何が世界一なのでしょうか?それは品質です。
アメリカやオーストラリアの牧畜タイプの畜産とは違い、和牛が食用になるまでには非常に時間や手間がかかります。
リンゴやビールを与えたり音楽を聞かせるなど、畜産家による創意工夫も盛んで、これらは海外の畜産家が「?」となってしまうところでしょう。
ただ、その結果生産される牛肉の品質は海外の牛肉とは一線を画すもので、海外でも『和牛ビーフ』として高値で取引されています。
で、和牛ってそもそもなんでしょう?日本で育ったから和牛?違います。
和牛は明治時代から、日本在来の牛に外国種を交配・改良を繰り返して完成された、日本独自の品種を差します。その中でも現在種牛とされている個体は、60年以上の期間、選びに選び抜かれたエリート和牛だといえます。
ニュースで口蹄疫事件で殺処分される種牛に関して宮崎県の畜産家が「我々の誇りだった」とまで言わせるのには、そんな事からです。
また、今月9日には同県都城市、10日も宮崎市・日向市、16日も国富町などにも口蹄疫が発生し、危機的な状況が続いています。
そんな中、梅雨入りにともない作業も中断せざるをえなくなり、関係者もやきもきしているところに新政権から赤松さんに代わり就任した篠原孝農林水産副大臣が14日に、
「ちょっとまずいが、ずっと作業が続いて、くたくたに疲れている方には恵みの雨だったのではないか」なんてのたまう始末。
まさに「そんな暇あるか!」です。与党の自覚ないんでしょうか?『初めての与党』でまだ舞い上がってるんでしょうか?なんで国連食糧農業機関の専門家チーム派遣提案を日本政府は拒むの?何か怒られるような事したの?意味が解からない。Yahoo!知恵袋なんか見てないで(06/07_maff.go.jp:07/14_affrc.go.jp)仕事しろ。
どうなってしまうんでしょうか?遠隔発生の原因も不明のようだし、初期の対応が最悪だったのが。。。とにかく祈るばかりです。
最後に、隣県の鹿児島には口之島の口之島牛という外国の血がまったく入っていない数少ない『食べる事のできる天然記念物』がいます。
でも書いたとおり、口蹄疫は海を渡った実績があります。
当然、屋久島などに隔離措置を取られた種牛達も安全ではないという事です。
[PR] 全てが規格外!しかも1年間の全額返金保証!! [PR]