議会制民主主義によって私達が選んだ、私達の代表
これは青山繁晴(あおやましげはる)氏が、11月10日放送の関西テレビのスーパーニュースアンカーという番組で語ってくれた言葉です。
私はこの言葉に殴られたような衝撃を受け、感動し、再認識しました。

私達が選んだ、私達の代表

本当にどうしようもない与野党議員(中には立派な人もいます)ですが、残念ながら彼らも私達が選んだ、私達の代表です。
一票を投じていようと投じていまいと議会制民主主義によって私達が選んだ、私達の代表なのです。

ここでちょっと話は変わります。

昨日、三度目の核実験の兆候を示していた北朝鮮が、韓国延坪島(カンコクヨンピョントウ)に100発以上もの砲弾を撃ち込んだ

しかし、言ってみれば一番の関係国である日本国の総理大臣菅直人は、

三時半頃、秘書官に教えられてテレビでニュースを見た

民主党のある大物議員は、

北朝鮮の砲撃、民主党にとって神風だ

など、気でも狂っているのかと思えるほどの当事者意識の無さ、危機管理能力の無さ、そして『テレビで見た』発言で解るとおり、情報収集能力の無さ(韓国とのホットラインも無い?信頼されていない?)が露呈したのである。

しかし、確かな野党・自民党も負けてはいない。

本日にでも出されるかと予想されていた『仙谷官房長官』への問責決議案が、

危機管理責任者の仙谷氏を今、辞めさせるべきではない

と朝鮮半島の緊張を理由に先延ばしされた。

民主党はどうしようもないのは周知の事実だが、保守を自称する自民党もさっぱり政局が読めていない、国民の意思を理解していないの状況である。

これを受けて、私は奈良市民として奈良選出の高市早苗議員の事務所に電話することにした。
国会議員同士の議論でも誠実な質疑応答の不可能な民主党議員に、電話する価値はないと今まで電話で意見を伝えた経験から感じたからだ。
私は特に自民党支持というわけでもない。
しかし、今は自民党以外に訴えるべき先が無いのが現状なのです。

高市早苗議員の電話担当は、しっかり話を聞いてくれました(多分)。

今、問責決議案を出さなくて、いつ出すのか?
民主大物議員が「北朝鮮の砲撃、民主党にとって神風だ」と発言した?本当か?
自民党は保守を語っているが、今こそそれを示す時ではないのか?

ここまで伝える過程で涙が出そうになった。

これが、議会制民主主義によって私達が選んだ、私達の代表なのである。

与党でなくとも、この北朝鮮暴発事件をきっかけに、民意を追い風に、リーダーシップを発揮できるチャンスなのです。

しかし、民意がその代表に伝わっていないのならば、具体的にその民意を彼らに伝えなくてはいけない。
もうテレビ相手に文句を言っている時代は終わった、終わらせないといけないのです。

議会制民主主義によって私達が選んだ、私達の代表

彼らが民意を汲み取っていないと感じるなら、その気持ちを直接、彼らに伝えなくてはいけません

恐れず意見を伝えましょう。