若田光一さんが137日間に及ぶ国際宇宙ステーション(以下ISS)長期滞在を終え、日本時間7月31日(金)23時48分に無事に帰還しました。

初期のニュースでは、横たわった状態の特別な座席(横たわってたら座席じゃないよね?)での帰還で、
やっぱり無重力化の長期滞在って、身体維持のトレーニングを続けてても大変なんだなぁと思ってたら、長期滞者用の特別な処置らしく、その後の記者会見では元気そうで安心した。

記者会見では「やっぱり、我が家が一番」と言葉の通りに受け取ると普通。
地球って意味?と受け取ると当たり前ぽくって、なんでしょうか深い。
スペースノイド!的な発言。さすがだなぁと思いました。

あと「お寿司とケーキが食べたい」との事なので、どうぞたくさん召し上がってください。お疲れ様でした。

ところで、SF物の小説や映画では円筒状やドーナツ型の宇宙ステーションが回転することによって遠心力を利用した擬似重力を発生させて･･･のような話があって。
長期滞在を想定しているはずのISSでは当然の機能じゃないの?と思っていましたが、
1)無重力状態での身体状態の調査
2)コストと技術的な問題
のような事情から、そういった機能は無いらしいです。

1)はともかく、2)に関してはドーナツ型やジェミニ型?を採用すれば規模が大きくなくても実現できそうな･･･初動だけ動力が必要で、後は勝手に回ってるんでしょ?などと素人思考で想像してみたですが。
どうやら、回転軸のメンテナンス。
そして小規模ゆえのバランス維持の困難さ(中の人が活動する事によってバランスが崩れる)があるそうで駄目らしいです。

将来そういった問題が克服されても、壁に『廊下は走らないで下さい』とか張り紙が･･･なんて想像してしまいます。