幼い子供。ん~五歳かな?もっと小さいかな三歳。
それくらいの子供と暮らしてると、え!?と思う事ってあるわけですよ。
何もない中空に微笑んでいたり、無くしてしまった物を突然どこからか見つけてきたり。。。

ある日の事なんですけども、子供が、
「オリガミを折ってよ!オリガミを折ってよ!ノコギリクワガタのオリガミを折ってよ」って、しつこくせがむんです。

うわぁ、いやだなぁ。なにかいやだなぁーって思っていると、100円ショップで買った『昆虫オリガミ』がいつの間にか子供の手に握られているんです。

うわぁ、なにかヤバイなぁ。これは駄目な気がする。
なんて思っていても、子供の要求する眼差しに負けて、そのオリガミを折り始めるわけですよ。

スゥー!シッジッジッ!スゥー!シッジッジッ!

黙々とね?早く終わらせたいものだから無心に折るわけです。
子供はじっと傍らで見ている。

スゥー!シッジッジッ!スゥー!シッジッジッ!

そこそこ完成して「はい」なんて子供に手渡すと、本当にいい笑顔で「ありがとう」と返事するんですよね。
あー、よかったなぁ。なんて思うわけですけど、個人の時間も必要なわけで。。。

面倒くさいなぁー。まあ、そうなんですけれど、これも子育ての醍醐味かと思い納得していると、ノコギリクワガタの触覚と足は別パーツになっているんです!
ハサミを使って切り離して糊で接着しなくちゃならない。

うわぁ、何か嫌な感じがするなぁ。なんて思いつつ、ハサミが必要なのを思い出し、ノートパソコンの傍らにあるコーヒーを一口。
「ハサミを取ってくるから、ああ!そのツノのところ!あーあー、触ったらまたやり直しになるじゃない!」なんていいながら、ハサミのある部屋に向ったんです。

カキッ!イィ~・・・

ドアをね。いつもどおりに開けて、ハサミのある・・・台所脇のペン立てに向って。
その時!

ゴトン!

突然、物音がするんです。
うわぁ、なにかヤバイなぁ。これは本当に駄目な気がする。
なんて思いながらハサミに手を伸ばした。
で、踵を返して少し早足に子供のところに戻ると。
子供は普段どおり。
機嫌良く半完成状態のノコギリクワガタで遊んでいるんです。

あぁ良かった。思い過ごしでよかった。

でも、ふとテーブルを見ると、さっきパソコンの傍らにあったコーヒーカップが倒れているわけですよ!?
うわぁ、怖いなぁ。でも、そのままというわけにはいかない。
そこで恐る恐るEnterボタンを押してみると、心当たりのない文字列がディスプレイに表示されたんです!

aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa


「ああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

キーボードやられちゃいました。
何回目なのでしょうか?
泣けてきます。

今は、以前購入したサンワ製のメカニカルキーボード
を使って書いています。

私は好きなんですけども、五月蝿くて気が引けるのでここまで。

長崎の話や、南瓜・ゴーヤの話が書きたかったのですが・・・

ついでに、我が家流『キーボード復活術』なども次回に投入したいと思います。